ストリップとダウンタウン
南北に延びるストリップの大型リゾート群と、発祥の地ダウンタウン(フリーモント街)。新しい光と古いネオンの両方があり、1日では足りない。まず2つの性格の違いを掴む。
歴史の節目
1931年のネバダ合法化、1941年のエルランチョ、1946年のフラミンゴ、1989年のミラージュ以後のメガリゾート化。詳しくは世界カジノ史へ。
賭場以外の楽しみ
ベラージオの噴水、ショー、美術館、フーバーダムやグランドキャニオンへの日帰り。夜はネオン、昼は郊外という組み立てが定番だ。
ストリップを歩く:新しい光
看板、噴水、火山、運河。テーマ型リゾートの外観競争は今も続き、2023年開業の球体アリーナSphereが最新のランドマークになった。夜は歩道から眺めるだけでも一つの演目だ。

Photo: Shelby L. Bell via Wikimedia Commons (CC BY 2.0)
ダウンタウンとネオンの墓場
発祥の地フリーモント街と、引退した看板が眠るネオンミュージアム(ボーンヤード)。新しい光の対極にある、錆と電球の美術館だ。

Photo: Jeremy Thompson via Wikimedia Commons (CC BY 2.0)
日帰りの余白
フーバーダムやグランドキャニオンへの日帰りは定番だが、距離と暑さと予約制を確認する。夜の体力を残す組み立てが大事だ。
行き方と注意
21歳未満の賭博参加は不可。服装・撮影・チップの扱いは施設ごとに違う。航空便・料金・年齢確認の条件は時期で変わるため、各公式サイトで確認する。

Photo: APK via Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

Photo: Matt Kieffer via Wikimedia Commons (CC BY-SA 2.0)

Photo: Matt Kieffer via Wikimedia Commons (CC BY-SA 2.0)

Photo: Holiday Point via Wikimedia Commons (CC BY 2.0)
Sphereと新名所:画面の時代のラスベガス
近年最大の話題はSphere(球体アリーナ)だ。外壁全体が映像表示になる建築物で、ラスベガスの「光の競争」が建物自体の映像化へ進んだ象徴とされる。ネオンミュージアム(屋外の看板墓場)とセットで見ると、看板の時代から映像建築の時代への変化が読める。訪問時は昼の外観と夜の点灯の両方を見る。
21歳ルールと身分証:入場の前提
ネバダのカジノ入場・賭博参加は21歳以上が条件で、身分証の提示を求められることがある。パスポートを持ち歩き、コピーの可否は施設の案内で確認する。飲酒も21歳以上だ。年齢・身分証・撮影可否の三点は、どの施設でも入口で確認する習慣にする。
滞在の組み立て:ストリップ・ダウンタウン・郊外
宿泊はストリップ沿い(動線の中心)、ダウンタウン(旧市街の熱気)、郊外(静けさと料金)の三択になる。初めてならストリップ沿いに泊まり、徒歩とモノレール・バスを組み合わせる。ダウンタウンへは夜のフリーモント街を含めて半日を割く。郊外の大型店は車が必要だ。移動手段を先に決めると旅程が崩れない。