このページの問い
タイトルの数字は本文のどこにあるか。主語は企業か行政か報道か。発表日はいつか。リンク先は現行ページか。最初にこの四つを確認するだけで、カジノ記事の誤りはかなり減る。
原典と解釈を分ける
公式ソースでも広告・製品ページ・規制資料は役割が違う。メーカーの製品説明は機能を確認するために使い、勝率や市場評価の根拠にはしない。行政資料は制度・統計の根拠にし、現場の雰囲気を想像する材料とは区別する。
読者が現場で感じるところ
URLが長いこと、英語であること、数字が細かいことは信頼性の証明ではない。アーカイブ、更新日、対象地域、単位を残し、本文の断定をソースの強さに合わせる。
公開前に残すもの
最後に記事を読者の旅程として読む。原典へ進めるリンクがあり、広告文句と事実が分かれ、遊びを煽りすぎず、写真の権利も確認できているか。調査記事の品質は、派手な言葉より公開前の小さな停止で決まる。
事実の確認:5W1H+確度ラベル
公開前の事実確認は、誰が(事業者/当局/報道)、いつ(発表日/確認日)、どこで(URL・ページ名)、何を(申請/承認/計画の段階)、なぜ(背景・目的)、どのように(条件・期間)の6項目に、確度ラベル(公式/報道/見立て)を付ける。ラベルなしの断定文を残さない。「開業予定」は誰の発表か、「台数」は公式か報道かを一文ごとに確認する。
表現の確認:禁止表現と段階の混同
「勝てる」「必勝」「攻略法」などの賭博参加を煽る表現、オンラインカジノへの誘導がないかを確認する。申請を承認と書いていないか、計画を確定と書いていないか、報道を公式と書いていないか。ニュース要約の生成時チェック(generate.pyのBANNED検査)は機械的な最終関門であり、人間の目が第一関門だ。
権利の確認:画像・映像・引用の三点
画像は自前アセット・許諾済み・ライセンス確認済み(CC等、クレジット表記含む)のいずれかであること。公式映像の埋め込みは利用規約の範囲内であること。引用は出典リンク+要約に留め、本文転載をしないこと。YouTubeサムネやプレス写真は権利処理前のものが素材庫にあるため、公開物への使用は個別確認を必須とする。
技術の確認:リンク・表示・noindex
内部リンクの破損がないか(全ページ走査で確認)、画像URLが疎通するか、sitemapに新規URLが入っているか、drafts等の非公開物が公開領域に混ざっていないか。ライト/ダーク両テーマで崩れがないか。公開生成物(feed・news.json)はパース可能か。これらはgenerate.pyの検査と目視の両方で確認する。

Photo: Jerom Gerard via Wikimedia Commons (CC BY 2.0)